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pregnant

2018年12月某日

もともと電車に乗っても一駅ずつ降りては吐くくらい

外出や人前が超絶苦手で、

式場も夫が決めるくらい乗り気ではなかった。

どうしたら周りにストレスを与えない結婚式にできるかばかり考えていたし、

どうしても離れた席に主役として座るのが嫌で、

当日は少人数で長テーブルに皆と机を囲み、

しかも精神安定剤かのように、

隣に安心できる事務所の社長と夫に座ってもらった。

当日、不安を上回る不安に襲われていたことをここに残そうと思う。。

式前日、あまりのストレスか体調がよくない。

なんとか起き上がれるも蕎麦屋に行って座ると突然の吐き気に襲われる。

夫を残し1人で帰宅するも我慢できず道中コンビニでリバース。

なんかこれは変だと。

胃腸炎の経験は多々あって入院も数回。

似てるけどなんかちがう。

私「いつもと何か違うよ。なんか変だよ。」

夫「病院行っておいで。」

私「妊娠だったら?病院行くと妊娠絶対してないですね?っていつも聞かれるよ」

夫「胸張って’’違います’’って言えばいいじゃん」

私「(こやつ何を根拠に違うなどと、、)でも心配だから妊娠検査薬買おう」

結果は案の定陽性だった。

あまりの気持ち悪さと翌日の結婚式の不安とが重なって、

パニックになりながら近所の産婦人科を探す。

初めての産婦人科。

近所に唯一あった産婦人科は、外観が古いなぁと思いつつ、

そこしかないので妊娠の確認に行くことに。

ショッキングなことに

病院の中が更にやべぇ古かった。

ヨーロッパの映画で見るような冷たいタイルの壁と床。

そしてとにかく暗い。

銀のパイプでできた、よじ上らないと座れない分娩台。

(今の時代分娩台自動だよ!)

しかも寒くて怖くてガタガタ震える。

イメージほんとこんなかんじ↓

サポートしてくれる人も韓国のかたで、会話がどことなく通じないし、

先生の私のアンダーに対する手さばきも、◯代目とは思えないほどザツ!血が出た!

衛生的に大丈夫ですか!?と思わせる内診器具。

(おまたに入れる器具)

とにかく何もかもが怖くて、一緒に来てくれなかった夫をその日は呪った。

起き上がることも困難なため、

翌日式の直前につわりを抑える点滴をしましょうということになり、

当日は点滴のおかげで安定してドレスを着ることができた。が!!

(点滴も超絶怖かったけど)

点滴の内容が整腸剤も含まれていたらしく、腸がものすごい勢いで動き出す。

式の緊張もあってトイレに駆け込みたいも、

ドレスは1度全部脱がないといけないので

必死に耐え、耐え、耐えた。

このままチョコプリンが出たらSATCのシャーロットみたいになってしまう!

参列者に体調不良がバレないよう、気を回し、

だけどとてもじゃないけど、衣装替えや余興なんて無理だった。

本当にシンプルな結婚式でよかった。

そこはもう本当に最高だったよ。

母や父、家族たちにウエディングドレスを見てもらったことは

とても嬉しいことだったし、

夫が一番楽しんでいたのを見ても、

やっぱり結婚式はしてよかったとも思う。

酷いつわりもあの日だけで、

調べたらつわりは精神面に大きく関わってくるそうで、

相当結婚式が不安だったんだと思う。

今はもう8ヶ月でスイカ泥棒みたいなお腹だから

全てが笑い話になるけど、

ある意味一生忘れられない結婚式になったよ。

参列してくれた大好きな人たちや

人数制限あって呼べなかった友人たちに

この場をお借りして

妊娠報告とさせていただきます(笑)


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